「岡崎は23試合連続でゴールがない」 ”献身性頼み”の日本人FWに地元紙は新ストライカー探しを提案

FWなら得点を

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レスターの岡崎慎司 photo/Getty Images

レスター・シティでプレイする日本代表FW岡崎慎司は、その献身性で高い評価を受けてきた。特に今季はエンゴロ・カンテが抜けたため、岡崎の中盤まで戻って守備に参加する動きにより注目が集まったところもある。チームのバランスを考えるのであれば、岡崎はエースのジェイミー・バーディの相棒に最も合っていると言えるだろう。

しかし、岡崎は献身性ばかりが目立って得点に絡むケースが非常に少ない。今季はリーグ戦で2得点に留まっており、センターフォワードとして満点の評価を与えることはできない。地元紙の『Leicester Mercury』もバーディとは大きな違いがあることを伝えており、「今夏に新しいFWを獲得すべきか?」と議論している。

同メディアは「岡崎は23試合連続で得点を決めていない」ことを取り上げており、その得点力には不満を抱いている。バーディへの依存度を軽減させるFWを新たに獲得しても驚きはないと捉えており、2トップの関係性には疑問の目が向けられている。
昨夏に獲得したイスラム・スリマニは岡崎より得点を期待できるFWだが、こちらも抜群の働きを見せているわけではない。チームへの全体的な貢献度では岡崎の方が上と捉えられており、バーディの相棒として固定するには不十分だ。

岡崎ほどではなくとも守備に走ることができ、なおかつもう少し得点を奪えるFWを獲得できれば戦力アップとなるのだが、レスターは今夏に再びFW探しに動くべきなのか。こうした議論に終止符を打つには、岡崎が得点を決めるしかないだろう。

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