今季ブレイクしたイタリアとミランの希望 「ラッキーだった」と振り返る19歳ロカテッリ

「個人としての今季の出来には非常に満足」

ACミランだけでなく、イタリアの将来を担う存在として期待される若手MFマヌエル・ロカテッリが、今季を振り返っている。

現在19歳のロカテッリはミランの下部組織出身で、U-19イタリア代表でも活躍。昨季終盤にトップチームデビューを果たしていた。そして、今季序盤戦では途中出場が多かったが、主将リッカルド・モントリーボらの負傷により先発に抜擢。第8節以降はスタメンの常連となっている。負傷者の続出などにより、ミランが年明けから調子を遅したため、大ブレイクとまではならなかったが、今季セリエAで23試合に出場し、存分に存在感を発揮している若手のひとりだ。

そんなロカテッリが伊『sky SPORT』などのインタビューに応じ「僕個人としての今季の出来には、非常に満足しているよ。ただ、まだシーズンは終わっていない。できるだけ良い形で終われることを願っている」とコメント。さらに「飛躍を遂げることができたけど、誰も予想できなかったんじゃないかな。でも、これだけプレイできていなかったとしても、今季には満足しているよ。より長くプレイしたいと思うのは普通のこと。だけど、トレーニングで『ポジションを勝ち取りたい』とだけ考えてがむしゃらにやっていたら、若い僕はミスを犯していただろう。本当にラッキーだったよ」と語った。
ロカテッリはさらなる成長を遂げ、ミランにかつての輝きを取り戻させることができるのか。まずは今季の残りの試合で、ヨーロッパリーグの出場権獲得に貢献したいところだ。

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