ランパード、恩師モウ監督の“攻めたかった”発言にチクリ

マンCの猛攻を懸命に凌いだが……

27日にイングランド・プレミアリーグ第26節(延期分)が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがマンチェスター・シティに0-0で引き分けた。

自陣深くに守備ブロックを敷く戦い方を徹底し、スコアレスドローに持ち込んだマンチェスター・ユナイテッド。同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督(元チェルシー指揮官)は「もっと攻撃したかった」と試合後に謙遜したが、この発言に異を唱えたのが、かつて同監督と師弟関係を結んだフランク・ランパード氏(元チェルシーMF)だった。英『sky SPORTS』が同氏のコメントを伝えている。

「試合を見ていてびっくりしたよ。なぜならユナイテッドの選手たちは自陣深くでずっと守備をしていたからね。彼らは明らかに引き分けを狙っていたし、無理をしてプレイしようという意思を感じなかった。アントニー・マルシャルはまるで左サイドバックのようにプレイしていたしね。攻める意思を見せていたのは、マイケル・キャリックとアンデル・エレーラくらいだよ。モウリーニョ監督はマンチェスター・シティの選手たちと正面から向き合っていなかったし、そうすることでトップ4を手繰り寄せることができると考えていたと思う。(試合後は)控え室でほくそ笑んでいただろうね」
連戦の疲れや負傷者の続出といった事情を考慮してか、自分たちから積極的に攻めることを放棄したようにも見える今回のマンチェスター・ユナイテッド。自軍の目標達成のためには極端な守備戦術も厭わない同監督らしい姿勢が垣間見えたが、この引き分けが最終順位にどう影響するだろうか。

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