セリエA得点王を目指すジェコ、途中交代で指揮官へ不満爆発 同僚「気持ちはわかるが……」

無得点のフラストレーションが溜まっていた?

ローマは24日、セリエA第33節でペスカーラとアウェイで対戦した。試合は、前後半に2点ずつを奪ったローマがスコアを4-1とし、ペスカーラを危なげなく撃破。前日に行われた試合で、2位を争うナポリがサッスオーロと引き分けていたため、ローマがチャンピオンズリーグ本戦のストレートインへ大きく近づいた。

ただ、ローマにとって順調に見えたペスカーラ戦だが、一抹の不安を残している。いくつかの伊メディアによると、今季リーグ戦で25ゴールを記録し、現在得点ランクトップタイにつけているエディン・ジェコが、この一戦で途中交代を命じられ、ピッチを退く際に指揮官のスパレッティへの不満をぶつけたと言う。得点王に向けて、この日ノーゴールだったフラストレーションもあるとは思うが、ベンチへ戻らずそのままロッカールームに下がって行ったようだ。

試合後、チームメイトのラジャ・ナインゴランは伊『PREMIUM SPORT』のインタビューで「フィジカル的にも僕たちは調子が良い。ただ次はダービーだし、もうそのことを考えているよ。3試合連続で困難な試合(第34節ラツィオ、第35節ミラン、第36節ユヴェントス)が待っているわけだしね」と述べた上で「ジェコのことかい? 彼は今季、多くのゴールを決めているし、気にすることはないと思うよ。ただ、ジェコの気持ちもわかるけど、監督の決断を尊重する必要があるね」と触れている。

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