敏腕SDの行き先はやはりイタリア 最有力視されていたローマがモンチ氏と契約締結を発表

ローマとってエキサイティングな時間の始まり

ローマは24日、敏腕スポーツディレクターとして知られるモンチ氏と4年契約を結んだことを発表した。なお、1年間の延長オプションが契約内容に組み込まれているとのことだ。

現在48歳のモンチことラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏は先日、スポーツディレクターとして約17年間過ごしたセビージャを、今季限りで退団することを発表していた。同クラブでは下部組織の強化や新たな選手の発掘に力を尽くし、獲得した選手をより高値で放出することで、クラブに大きな利益をもたらした。代表的な選手として、ダニエウ・アウベスやジュリオ・バチスタ、イヴァン・ラキティッチらがいる。

そんなモンチ氏について、ローマの会長を務めるジェームズ・パロッタ氏がクラブの公式サイトを通じて「ローマのチームを代表して、モンチが我々のファミリーになったことを歓迎するよ。成功への長期的な契約であり、クラブにとってエキサイティングな時間の始まりであることを楽しみにしている」とコメント。モンチ氏も「このチャンスを与えてくれたパロッタ会長やローマの経営陣には感謝したい。これはエキサイティングなプロジェクトだ。歴史あるチームのファンやスタッフ、選手たちに喜びを与えられることを楽しみにしているよ」と喜びを語っている
モンチ氏の新天地候補として、いくつかのクラブの名が報じられていたが、やはり最有力とされていたローマに決まった。はたして、彼は己の手腕を発揮し、ローマに栄光をもたらすことができるのだろうか。今後、ローマの補強により一層注目が集まることとなるかもしれない。

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