口論の末にベンチ外…… それでも揺るがないボヌッチの指揮官への信頼「僕らをより一層強くした」

強さの秘訣は指揮官とでも腹を割って話せる関係?

ユヴェントスは23日、セリエA第33節でジェノアをホームへ迎え入れた。11月末に行われた今季1度目の対戦では、ジェノアに1−3で敗北を喫しているユヴェントスだが、今節は力の違いを見せつけている。

試合は、ユヴェントスが17分にオウンゴールで先制すると、2分後にパウロ・ディバラがゴールネットを揺らし2点差に。その後、さらに2点を追加したユヴェントスはスコアを4−0とし、無事ジェノアにリベンジを果たしている。この結果、ユヴェントスはリーグ戦のホーム連勝記録を「33」まで伸ばした。

試合後、ジェノア戦でダメ押し弾となる4点目を挙げたレオナルド・ボヌッチが伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じ、次のように述べた。
「素晴らしいゴールだったと思うよ。チャンピオンズリーグ(UCL)で大きな幸福感を味わった後の試合だったから、このような結果を残すことは非常に重要だった。僕たちは過去を乗り越え、素晴らしい未来を築くことができる偉大なチームであることも証明できたはずだ」

さらに、ボヌッチは指揮官を務めるマッシミリアーノ・アッレグリ監督などについても語っている。

「アレッグリとの間に起こったことが、僕たちをより一層強くしたんだ。個人としてもグループとしてもね。シーズン終盤に向けて、さらなる追い込みをかけているところだよ。全てのタイトル(UCL、セリエA、コッパ・イタリア)を獲得したいからね」

アッレグリ監督と采配を巡って試合中に口論になり、チームの和を乱したとしてボヌッチは、2月にポルトと相見えたUCLラウンド16の1stレグでスタンド観戦を命じられていた。だが、この出来事で彼らの団結はより一層増し、チーム強化につながったようだ。指揮官とでも腹を割って話せる関係。これがイタリアの絶対王者ユヴェントスの強さの秘訣かもしれない。

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