「ラッシュフォードを中央に入れる方がいい」 ”アンリ級”と称されるスピードスターは奮起できるか

イブラの穴埋めという難しいミッションに

今季マンチェスター・ユナイテッドを引っ張ってきたFWズラタン・イブラヒモビッチが選手生命を脅かす怪我を負ってしまった。指揮官のジョゼ・モウリーニョも落胆していたが、やはりイブラヒモビッチ離脱の影響は大きい。今季のマンUは困った時はイブラヒモビッチに頼るといった形で戦い続けており、イブラヒモビッチもそれに応えてリーグ戦で17得点を決めている。

ヨーロッパリーグ制覇、トップ4入りを目指すマンUにとっては予想外のトラブルだが、イブラヒモビッチ不在の方が上手くやれるのではないかといった意見もある。英『sky SPORTS』によると、解説を務める元アーセナルのポール・マーソン氏は「個人的にはラッシュフォードを中央に入れた方が良いチームだ。彼はティエリ・アンリと同じようにスピードを活かしている」とコメントしており、イブラヒモビッチよりもスピード型のラッシュフォードの方が良いと考えている部分もあるようだ。

ラッシュフォードは最近好パフォーマンスを見せており、イブラヒモビッチの穴を埋める役割を任されるだろう。簡単なミッションではないが、クラブの将来を考えるとラッシュフォードやアントニー・マルシャルら若手FWに奮起してもらいたいところ。イブラヒモビッチの離脱は残念だが、クラブの数年後を考える良い機会と捉えることもできる。
イブラヒモビッチが前線に君臨している場合はスピードを活かすというアイディアがなかったが、ラッシュフォード、マルシャル、リンガード、ムヒタリアンらスピードスターはこの機会を活かせるのか。マンU攻撃陣にはピンチをチャンスに変えてもらいたい。

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