監督業への早期復帰を望む名将ラニエリ、第一希望は母国クラブ ただ唯一相容れないチームが……

ローマファンとして宿敵ラツィオ行きの可能性はゼロ?

日本代表FW岡崎慎司が属するレスター・シティの前指揮官であるクラウディオ・ラニエリ氏は、監督業への早期復帰を望んでいるようだ。

昨季レスターを奇跡のプレミアリーグ制覇へと導くも、今季の成績不振により、シーズン半ばにして指揮官の座を降ろされてしまったラニエリ氏。複数の伊メディアが集まった場で、自身の今後について語った。伊『Gazzetta dello Sport』や伊『Corriere dello Sport』などが、その際のコメントを伝えている。

まず「早く仕事に復帰したいね。欧州のいろいろなクラブから関心が寄せられているが、私はイタリアに留まりたいと思っているんだ。代表監督も含めて、いくつかのオファーがあったが、選手たちと一緒に日々を過ごすことができるクラブ監督の仕事をしたい」とコメントしたラニエリ氏。その上で「良いプロジェクトをお待ちしております。100%を尽くしたいと思っているので、これができそうにない場合はお断りするかもしれないがね」と述べた。
さらに「イタリアに戻りたいとは言ったけど、ラツィオはどうかな……。私の監督としてのキャリアは終わりに近づいている。キャリアスタート時のころならば受け入れたと思うが、ローマファンとしてもう今は無理かな」と話し、愛するローマの宿敵であるラツィオの指揮官就任だけはないことを明かしている。

プレミアリーグのいくつかのクラブも関心を寄せていると報じられていたが、ラニエリ氏は自身が希望する母国イタリアのクラブの指揮官として、新シーズンを迎えられるのだろうか。

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