“イタリアのヤングスター軍団”が世界を支配するまであと5年 代表監督「2022W杯なら優勝できる」

若手選手が成長する5年後にチャンス

イタリア代表は間違いなく世界を代表する強豪国の1つであり、ワールドカップでも常に優勝を狙えるチームとして紹介される。しかし、2010南アフリカワールドカップと2014ブラジルワールドカップではグループステージ敗退に終わっており、来年に控えるロシアワールドカップでは何としても上位進出を狙いたいところだ。

しかし、代表監督を務めるジャンピエロ・ヴェントゥーラの狙いは2018年ではなく2022年大会だ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ヴェントゥーラは今のイタリアに優秀な若手選手が揃っていると語り、彼らヤングスターたちが100%の状態に達するのが2022年だと考えていることを明かした。

「何か制限を設けるわけではないが、我々の目的は必ずしもロシアワールドカップを制することではない。今の若いスター選手たちは将来的に代表の中心にならなくてはいけない。彼らには巨大なポテンシャルがあるが、まだ準備ができていない。成長する時間が必要だ。イタリアは2018ワールドカップは優勝できないかもしれない。しかし、2022年大会ならできる。1978年大会で若手選手が上手くやり、それが1982年大会の優勝に繋がったようにね」
イタリアにはジャンルイジ・ドンナルンマやアンドレ・ベ ロッティをはじめ、ダニエレ・ルガーニ、アレッシオ・ロマニョーリ、フェデリコ・ベルナルデスキ、ロベルト・ガリアルディーニなど興味深いタレントが揃っている。その頃には中堅世代になっているマルコ・ヴェッラッティも心強い存在となるだろう。2018ワールドカップを1つのステップアップとし、2022年に本格的な優勝を目指す。こうした長期的な視点で戦うのも面白いかもしれない。

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