サッカーの母国で起きた“ルール適用ミス” 被害者ベニテスも呆れ顔「実に奇妙な判定」

“もう1回PK”のはずが……

現地時間5日にイングランド・チャンピオンシップ(2部)の第40節が行われ、ニューカッスル・ユナイテッドがバートン・アルビオンに1-0で勝利した。

69分のマット・リッチーによる得点を守り抜いた同クラブだが、主審の重大な過失に苦しめられたことが複数の英国メディアで話題となっている。29分にPKを獲得し、リッチーがゴールネットを揺らしたものの、同選手がPKを蹴る前に味方選手がペナルティエリア内に侵入したとして、得点は無効に。本来であればPKのやり直しが宣告されるはずだが、ルールを勘違いした主審がバートンにFKを与えてしまう。無論、主審の判断に納得できないラファエル・ベニテス監督(ニューカッスル)は猛抗議。テクニカルエリアを大きく飛び出し、第4の審判員に詰め寄ったものの、再びPKが与えられることはなかった。

同監督は試合後の会見で、前述のお粗末なルール適用ミスについて言及している。
「誰もがあの場で起きたことを目に焼き付けているはずさ。実に奇妙な判定だったよ。得点できる重要なチャンスをあのような形で奪われて、選手たちを集中させるのが大変だった」

現時点で同リーグ首位に立っているニューカッスル。プレミアリーグ昇格にむけて主審から思わぬ試練を与えられたが、目標に近づく貴重な勝ち点3を手にしたと言えるだろう。

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