吉田は”サウサンプトンの柱”になった! 忠誠心、実力、クラブが契約を延長すべき「3つの理由」

最終ラインを束ねるリーダーに

現在サウサンプトンの最終ラインを束ねる存在になっている日本代表DF吉田麻也を、クラブは今後どう扱っていくつもりだろうか。最近はオリオウ・ロメウやライアン・バートランド、フィルジル・ファン・ダイクら主要選手と長期契約を結んでいるが、吉田の契約は2018年までとなっている。これについて英『Football Fancast』は、「吉田に新たな契約を提示する3つの理由がある」と主張。今季急激に評価を高めている吉田が必要な理由を伝えている。

まず1つ目はクラブへの忠誠心だ。吉田はこれまでデヤン・ロブレン、トビー・アルデルヴァイレルト、ジョゼ・フォンテらの影響で出番が限られるシーズンも多かった。しかし同サイトはその状況でも吉田が不満を漏らさなかったと評価しており、サウサンプトンへの忠誠心からクラブに今後も残すべきとの考えだ。

2つ目はセンターバックとしての成長だ。これまで吉田は3番手や4番手との位置づけで、どこか信頼できない選手との評価だった。何より不用意なミスが多く、同サイトも「以前は不安定だった」と伝えている。しかし今季は出場機会が増えたこともあって急激に成長しており、リーダーになったと評価されている。実力の面でも吉田はサウサンプトンに欠かせない存在となったはずだ。
そして3つ目はファン・ダイクの動向だ。ファン・ダイクは2022年まで契約を延長しているが、相変わらず複数クラブが興味を示している。いずれはこのプレミアリーグ最高のDFとまで評価される男を失う時がくるだろう。そうなった際に同サイトは吉田が最終ラインの主役になると伝えており、将来的にも経験豊富な吉田が必要との見方だ。

今季のパフォーマンスを考えれば、吉田はサウサンプトンの軸になったと言える。今後も長期的にクラブに残ってもおかしくないが、クラブは吉田をどう評価するのか。

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