UAE戦後に“死ぬまで忘れない涙”を流していた…… 川島、込み上げる色々な想いをブログで告白

プレッシャーや苦悩をはねのけてスーパープレイを披露

プレッシャーや苦悩をはねのけてスーパープレイを披露

心境を吐露した川島 photo/Getty Images

フランスのメスに所属する日本代表GK川島永嗣が30日に自身の公式ブログを更新し、ロシアW杯アジア最終予選の裏話や現在の心境などを吐露している。

23日に敵地で行われたUAE戦と28日に埼玉スタジアム2002で行われたタイ戦で、日本代表のゴールマウスを守り、2戦連続完封勝利に貢献した川島。決定的なシーンやPKを阻止するなど、アジア最終予選グループBで日本代表を首位浮上へ導いた。

そんな川島はブログへ「UAEとのアウェイ、タイとのホームの2試合、勝てて本当に良かった」と綴った。さらに「バカみたいな話ですが、UEA戦が終わった後は、ロッカールームに戻っても涙が止まりませんでした」と切り出し、まず「昨シーズンは半年チームがなく、今シーズンも1月のカップ戦まで試合に出ることができず、その後も試合に出ることはできていませんでした。リザーブチームで試合をしたり、とにかくトレーニングに励んだり、やれることはすべてやってきました」とクラブでの現状を明かした。
そして「1日1日が勝負。とはいえ、公式戦に出るのは夏から数えて2試合目。少しのディテール、1つのミスがワールドカップへ繋がるかどうかという試合の重みは、今までの経験上、嫌というほどわかっています。とにかく、全力を出そうと思ってピッチに立ちました。試合が終わった後、いろんな想いが湧き上がってきました。試合に出られない日々、表現する場所のないストレス、迷いを振り切り信じ続けること。信じ続けてくれる人たちのために、応援してくれる人たちのために、家族のために。多分、この涙は死ぬまで忘れない涙だと思います」とこれまでのいろいろな想いを書き留めている。

最後に「また勝負の日々が始まります。1日1日の勝負の日々からしか得られないものが自分にはあります。うまくいかないときもあるだろうし、辛いこともある。でも、その影には必ずそれ以上の価値があると信じて、自分の道を突き進んでいきたいと思います」と意気込み綴った。

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