スアレスのプレイは子供に見せられない!? カントナ氏は演技に不満「彼はダイバー」

PSG戦でのダイブに不満

PSG戦でのダイブに不満

PKを獲得するスアレス photo/Getty Images

サッカーに審判の目を欺くことを目的とした行為は必要か否か。これは頻繁に議論されることだ。審判の目を欺いてでもPKを獲得したり、相手選手を退場に追い込むことでゲームを有利に進められることは確かだ。しかし、そうした行為は美しくないとの意見もある。

最近議論になったことでいえば、チャンピオンズリーグのバルセロナ対PSG戦の2ndレグでバルセロナFWルイス・スアレスがPKを獲得したシーンだろう。PSGのDFマルキーニョスの手は確かにかかっていたが、スアレスの倒れ方が大袈裟だったのも事実。このプレイはスアレスがPKをもらいに行ったと見ることができる。

これにつ いてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したエリック・カントナ氏は、あまり良いプレイではないと持論を述べている。『EuroSport』によると、同氏はスアレスについて「彼はもはや噛み付きはしない。ダイバーだ。それに大袈裟すぎる。子供たちに見せるべきではない」とコメントしており、良い行為とは捉えていない。将来サッカー選手を目指す子供たちの中には、スアレスやネイマールのプレイからダイブも必要な技だと感じる子もいるだろう。それはあまり良いものではないのかもしれない。
スアレスのダイブも劇的な勝利を呼び込むことに繋がったのは間違いないが、大袈裟すぎる転倒はスポーツマンとしてふさわしくないのか。それとも勝利のためには何でもするべきなのか。今後も議論となりそうだ。

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