[日本代表]これぞベテランの底力! 今野、胸トラップから股抜きで追加点 UAEにリベンジ

神業シュートの久保、1G1A

神業シュートの久保、1G1A

ゴールを喜ぶ日本代表 photo/Getty Images

日本代表は現地時間23日、ロシアワールドカップに向けたアジア最終予選第6節でUAE(アラブ首長国連邦)と対戦した。試合は敵地ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムで行われ、経験を買われた今野泰幸がおよそ2年ぶりに代表復帰、GKには今季リーグ戦出番ゼロの川島永嗣が抜擢された。

最新のFIFAランキングで51位の日本代表と68位のUAE代表による一戦。グループBの暫定順位で3位につけることから勝ち点3を持ち帰りたい日本代表は、序盤から攻勢にでる。すると14分、右サイドのDF酒井から繰り出されたスルーパスに抜け出したFW久保裕也が、角度のない位置からGKのニアサイドを突くシュートを放ち、先制に成功した。ベルギー1部リーグ第30節メヘレンで“4人抜き”のスーパーゴールを決め、絶好調のゴールハンターが代表で初ゴールを記録した。

日本が1点リードで迎えた後半立ち上がり、DFサンクールからの高精度クロスにMFアルハンマディが飛び込むなどゴール前に攻め込まれる展開となった。だが51分に決定機が訪れる。FW大迫勇也が前線で競り勝ってマイボールとすると、これを拾った右サイドのFW久保裕也がファーサイドに目掛けてクロスを供給。ゴール前に走り込んできたMF今野が胸トラップで相手DFをかわし、GKエイサの股を射抜くシュートを決め、追加点を重ねた。34歳の今野泰幸は2014年11月オーストラリア戦(キリンチャレンジカップ)以来となるゴールを決めた。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、香川真司に代えて倉田秋を、久保裕也に代えて本田圭佑をピッチに送り出し試合を締めにかかる。だが81分、大迫が相手DFと交錯してピッチに倒れ込み負傷交代。ピッチには代わって岡崎慎司が投入される。岡崎は果敢にシュートを放つも追加点を奪えず。試合はそのまま終了。日本代表は昨年9月、ホームで行われた初戦を1-2で敗れたUAEを相手に2−0で完封勝利を収めた。その結果、グループBで2位をキープ。今後、日本代表はホームに戻って28日に埼玉スタジアム2002でタイ代表と対戦する予定となっている。

[メンバー]
GK:川島永嗣
DF:酒井宏樹、森重真人、吉田麻也、長友佑都
MF:山口 蛍
MF:香川真司(→倉田秋 71)、今野泰幸
FW:久保裕也(→本田圭佑 78)、大迫勇也(→岡崎慎司 81)、原口元気

[スコア]
UAE代表 0−2 日本代表

[得点者]
日本代表:久保(14)、今野泰幸(51)


参照元:Twitter

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