パウリーニョ、“尋常じゃない”馬力を見せつけハットトリック! ブラジルがウルグアイの献身的な守備を粉砕

会心の逆転勝利

会心の逆転勝利

攻守両面での献身性が光ったパウリーニョ photo/Getty Images

現地時間23日に2018年ロシアワールドカップの南米予選(第13節)が行われ、ブラジルがウルグアイと対戦した。


序盤はブラジルが優位に試合を進めたものの、ウルグアイが一瞬の隙を見逃さなかった。7分、マルセロが自陣ペナルティエリア内で胸トラップでのバックパスを選択。この場面でパスカットを試みたカバーニをGKアリソンが倒してしまい、PKを献上。カバーニが自らPKを決め、ウルグアイが先制点を挙げた。


思わぬ形で先制を許したブラジルだが、すぐさま反撃に転じる。19分、ネイマールからのショートパスを受けたパウリーニョがペナルティアーク後方で右足を振り抜く。シュートはゴール右上に吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。


その後も後方からの丁寧なビルドアップを試みるブラジルに対し、ウルグアイがプレッシングで対抗するという展開が続くが、スコアは動かず。1-1で前半を終える。


後半に先手を取ったのはブラジルだった。52分、ペナルティエリア内でフィルミーノが低い弾道のシュートを放つ。GKのM・シルバが左手でセーブするも、パウリーニョがこぼれ球に反応し、逆転に成功した。


逆転を許したウルグアイは攻勢を強めるも、ゴールを奪うには至らない。すると75分、ウルグアイの最終ラインの背後を陥れたネイマールがGKと1対1の場面を演出。GKをあざ笑うかのようなループシュートを放ち、リードを2点に広げた。 その後もブラジルが巧みなパスワークや鋭いカウンターでウルグアイを圧倒。後半アディショナルタイムにはD・アウベスの右サイドからのクロスに合わせたパウリーニョがハットトリックを達成し、勝負あり。ブラジルがウルグアイのプレッシング戦術を上回る攻撃を見せつけ、会心の逆転勝利を収めた。


[メンバー]
ウルグアイ:M・シルバ、M・ペレイラ、コアテス、ゴディン、G・シルバ、サンチェス(→A・エルナンデス 77)、ベシーノ、A・リオス、C・ロドリゲス、ロラン(→ストゥアーニ 59)、カバーニ


ブラジル:アリソン、D・アウベス、マルキーニョス、ミランダ、マルセロ、パウリーニョ、カゼミーロ、R・アウグスト(→フェルナンジーニョ 82)、ネイマール、コウチーニョ(→ウィリアン 86)、フィルミーノ(→D・ソウザ 89)


[スコア]
ウルグアイ 1-4 ブラジル


[得点者]
ウルグアイ:カバーニ(9)


ブラジル:パウリーニョ(19)、(52)、(90+2)、ネイマール(75)


 

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