現地時間17日に行われるプレミアリーグ第29節で、岡崎慎司の所属するレスター・シティはウェストハムと対戦した。試合は敵地ロンドン・スタジアムで開催され、岡崎はリーグ戦3試合連続のスタメン出場、負傷離脱したウェス・モーガンに代わりヨアン・ベナルアンが先発出場した。
11位ウェストハムと15位レスター・シティによる一戦。指揮官がクレイグ・シェイクスピアに交代してから原点回帰を果たし、リーグ戦2連勝、UEFAチャンピオンズリーグでも8強入りしたレスターの勢いは、まったく衰えないようだ。5分、リヤド・マフレズが右サイドからシュート性のクロスを送り込む。ゴール前で岡崎とDFジョゼ・フォンテが競り合うも、どちらもボールには触れず、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。
思わぬ形で先制したレスターはさらにその2分後、追加点を重ねる。FKの流れからMFマーク・オルブライトンがペナルティエリア手前からアウトにかけた浮き球のパスをゴール前に供給。これにDFロベルト・フートが頭で合わせリードを2点差に広げた。開始7分で2点のリードを奪ったレスターだったが、21分にピンチを招く。
MFダニー・ドリンクウォーターがマイケル・アントニオにファウルし、レスターはペナルティエリア手前、やや左の位置で直接FKを与えてしまう。するとキッカーのマヌエル・ランシーニは、壁の上を越す狙いすましたシュートをゴール左隅に突き刺して1点差に迫る。しかし、CKのこぼれ球をレスターのエース、ジェイミー・バーディが押し込んで再びリードを2点差に広げた。
後半、ウェストハムは再びセットプレイから流れを引き寄せる。63分、CKをアンディ・キャロルが頭で折り返すとアンドレ・アイェウがヘディングシュートで押し込んで2点目を挙げた。その後ウェストハムがボールを保持して主導権を握り、レスターゴールを脅かすもGKカスパー・シュマイケルが好セーブを見せ、レスターが3-2で勝利を収めた。この結果、レスターはリーグ戦で3連勝、一方のウェストハム戦はチェルシー戦から3連敗となっている。岡崎は76分まで出場しイスラム・スリマニと途中交代した。レスターは次節、ホームでストーク・シティと対戦する予定となっている。
[メンバー]
ウェストハム:ランドルフ;リード(→スノッドグラス 18)、クレスウェル(→マスアク 73)、バイラム、ジョゼ・フォンテ、クヤテ、ランシニ、オビアング(→フェルナンデス 67)、アントニオ、キャロル、アイェウ
レスター:シュマイケル、シンプソン、ベナルアン、フート、フクス、マフレズ(→チルウェル 87)、エンディディ、ドリンクウォーター、オルブライトン、岡崎(→スリマニ 76)、バーディ(→ムサ 76)
[スコア]
ウェストハム 2-3 レスター・シティ
[得点者]
ウェストハム:ランシーニ(21)、アイェウ(63)
レスター・シティ:マフレズ(5)、フート(7)、バーディ(39)