A・サンチェスはそんなに”特別”か? アーセナルで絶対的存在として扱われる現状に英メディアは

パス、ドリブル成功率などから分析

パス、ドリブル成功率などから分析

アーセナルのサンチェス photo/Getty Images

今のアーセナルはFWアレクシス・サンチェスがいなければトップ4入りは不可能、同選手がチームを離れればアーセナルは弱体化すると言われている。確かにサンチェスはリーグ戦でも17得点を記録しており、攻撃の中心なのは間違いない。しかし英『Squawka』は、想像しているほどサンチェスは凄い選手なのかと疑問を投げかけている。

同メディアは様々なデータから今季のサンチェスのパフォーマンスを分析しているが、最も気にしているのは走行距離だ。今季はセンターフォワードでプレイする機会が多いものの、今季リーグ戦でフル出場した20試合中10km以上走った試合は1つもないという。サンチェスといえば献身的に動くというイメージがあるが、走行距離で見るとそれほど多くない。

また、今季はトップ6相手に1点しか決めていない。サンチェスだけの責任ではないが、今季アーセナルが上位陣との戦いを苦手としていることと関係があるのは間違いないだろう。パス成功率も73%とそれほど高くなく、出場試合数に違いがあるとはいえオリヴィエ・ジルーとは僅か1%しか変わらない。サンチェスのボールロストが多いと感じるサポーターも多いはずだ。スルーパスの成功率は11%とリーグワーストの数字で、パスに関しては一級品とは言えないかもしれない。

お得意の1対1でも、サンチェスはチームで最も多い106回も失敗している。これも仕掛ける回数が多いことが影響しているものの、サンチェスのドリブルはあっさりと奪われてしまうことも多い。同メディアはチャンピオンズリーグのバイエルンとの2ndレグでも自陣でアリエン・ロッベンにボールを奪われて得点を許す場面があったと指摘し、サンチェスのボールロストが多いことを問題視している。

サンチェスがトップレベルの選手であることに変わりはないが、アーセナルの王様であるかのように扱うのは間違いなのかもしれない。最近はサンチェスがチームのパフォーマンスに呆れて苦笑いを浮かべるようなシーンも目立つが、サンチェスを特別視しすぎるべきではない。同メディアはこれらのデータから想像しているほど特別な選手ではないと考えているようだが、今季のサンチェスをどう評価すべきだろうか。

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