「守備的なスタイルは好きじゃない。改善の余地ないと思った」 パイェが明かすウェストハム退団のワケ

ファンの怒り買うのも無理はない?

ファンの怒り買うのも無理はない?

マルセイユに移籍したパイェ photo/Getty Images

フランス代表MFディミトリ・パイェは昨季ウェストハムのエースとして大活躍していたのだが、今季はチームが苦戦していることもあって不満が爆発。練習を拒否しているとも言われ、嫌な形で今冬にマルセイユへと移籍した。パイェはウェストハムですっかり裏切り者として扱われているが、それも仕方がないのかもしれない。マルセイユ移籍を望んだ理由がわがままと捉えられても仕方がないものだからだ。

仏『L'Equipe』によると、パイェはウェストハムが採用していた守備的なシステムが嫌いだったようで、新しいチャレンジのためにマルセイユ移籍を選んだことを明かしている。

「僕たちが試合で使っていた守備的なシステムは僕を喜ばせるものではなかった。今季のホームでのハル・シティ戦で僕たちは1-0で勝ったんだけど、相手のシュートは4度もポストに当たった。ドレッシングルームでチームは喜んでいたけど、MOMはポストだよ。あの時僕は改善の余地がないと思ったんだ。新しいチャレンジが必要だったのさ」
今季のウェストハムは苦戦気味で、そうしたチームは守備的なスタンスも取り入れていかなければならない。それがパイェには受け入れられず、次第にチームの勝利を喜べなくなっていったようだ。退団理由としてはあまりふさわしくないもので、ウェストハムのサポーターの怒りを買うのも仕方がないかもしれない。

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