モラタが得点を量産してもベンゼマをベンチには下ろしにくい? ゴールだけでは語れない差があるか

C・ロナウドらとの相性を考えると……

C・ロナウドらとの相性を考えると……

ベンゼマとモラタ photo/Getty Images

今季のレアル・マドリードでは9番を背負うカリム・ベンゼマ以上にFWアルバロ・モラタが印象的なパフォーマンスを見せている。単純に得点数を見ると、リーグ戦ではベンゼマが5得点なのに対してモラタは8得点決めている。しかもモラタとベンゼマではプレイタイムに500分近い差がある。サポーターがモラタの先発を望むのも不思議はない。モラタは先日のビジャレアル戦でも途中出場から貴重な決勝点を挙げてチームに勝ち点3をもたらしている。あの得点がなければ、レアルは今頃2位に落ちていた可能性もある。

スペイン『as』もモラタの得点ペースを称賛しているが、だからといって単純にベンゼマとモラタの序列を入れ替えることも難しい。得点数では差があるものの、ベンゼマもコパ・デル・レイ5回戦のセビージャ戦では後半ロスタイムに貴重な同点弾を決めたり、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のナポリ戦でもチームにスイッチを入れる同点弾を決めるなど重要な得点もある。

さらに同メディアは昨年12月に日本で開催されたクラブワールドカップでベンゼマが結果を出したことも伝えており、日本の地でベンゼマは好パフォーマンスを見せていた。さらにボールキープやクリスティアーノ・ロナウドとの相性、パスセンスなどではモラタを凌駕しており、ベンゼマは得点以外にもできることがある。

モラタとしては得点数で上回っているにもかかわらず序列が入れ替わらないことに不満もあるかもしれないが、これは今後のモラタにとっての課題と言ってもいいだろう。得点数だけではレアルの最前線を任せるのは難しく、モラタも出来ないプレイを減らしていく必要がある。特にレアルのFWにはロナウドのやりやすいようにプレイさせてあげることも求められており、そうしたところもベンゼマが優先される理由なのかもしれない。現在ではモラタの方が得点を保証できるのだが、スタメン奪取への道はまだ遠いか。

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