「ゴールが全てではない」 1人得点力不足のミュラーは他にも重要なものがあると語る

チームは8-0と快勝も……

チームは8-0と快勝も……

アシストを選択したミュラー photo/Getty Images

25日、ドイツ・ブンデスリーガ第22節が行われた。ハンブルガーSVと対戦したバイエルン・ミュンヘンは、ロベルト・レヴァンドフスキのハットトリックなどで8-0と大勝した。

大量得点した試合にも関わらず、リーグ戦いまだ1ゴールのトーマス・ミュラーはこの日も得点を挙げることはできなかった。このことについてカルト・アンチェロッティ監督は擁護していたが、本人もゴールが全てではないとDFB公式サイトに語った。

「積極的にプレイしシュートも打ったが得点はまたできなかった。しかしそれよりもアラバにアシストした場面は良い例だ。ぼくはゴールが全てではないと思っている。チームメイトがぼくより良いポジショニングを取っていたら、そっちを選択する。あの状況では自分でシュートを打てたが、ぼくとアラバで(キーパーと)2対1の場面だった。彼がフリーなのが見えたから、パスをしたんだ。アシストはゴールと同じくらい重要だと思っている」
ミュラーは自身の得点よりも確実性のある方を選択した。昨季リーグ戦20得点をあげているため、それと比べてしまうとやはり物足りなさを感じてしまう。しかし得点こそ少ないものの、こういった献身的なプレイでチームを助けていることは確かだ。得点力不足に陥ったミュラーは再度ゴールを量産できるか、残りのシーズンに注目したい。

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