やはりサッカーにも”ビデオ判定”が必要か? 決勝戦での先制点取り消しにサウサンプトン指揮官も嘆き節

先制点が取り消される事態に

先制点が取り消される事態に

サウサンプトンを率いるピュエル photo/Getty Images

26日にリーグカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したサウサンプトンは、惜しくも2-3で敗れてしまった。サウサンプトンも善戦しただけに悔いが残るところだが、何より試合を支配していたこと、そして前半10分にマノロ・ガッビアディーニの得点がオフサイドで取り消されてしまったことが悔やまれる。

ガッビアディーニの位置は明らかなオンサイドだったが、審判の出した答えはオフサイドだった。仮にこれが決まっていれば試合の流れは大きく変わったことだろう。結局はマンUがズラタン・イブラヒモビッチのフリーキックとジェシー・リンガードの得点で2点リードする形となったが、サウサンプトンが先制していた場合は展開が変わっていたはずだ。

英『Squawka』によると、サウサンプトン指揮官のクロード・ピュエルもオフサイドと判断されたことを嘆いている。ピュエルは「アンラッキーだった。あの状況でビデオ判定がほしい」とコメントしており、あのオフサイド判定が試合を動かしてしまったのは間違いない。
加えてピュエルは「いつだって1-0でスタートできるのはいいこと。マンUは初めのチャンスで1点、2度目のチャンスで2点を奪ったんだ」とマンUに流れが傾いたことを嘆いている。ビデオ判定といえば昨年12月に日本で開催されたクラブワールドカップで試験的に導入されており、ビデオによる検証でPKと判定されるなど話題を呼んだ。ビデオ判定でいちいち試合を止めるべきではないとの意見もあるが、今回のオフサイド判定のように優勝の行方を左右してしまうような判定ではビデオが欲しいところではある。

オフサイド、ペナルティエリア内での接触などは人間の目だけで判断するのが難しいが、今回の決勝戦のような事態を避けるためにもビデオ判定は必要か。

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