どこがファウルなの? 終了間際のFK判定に首を傾げる甲府指揮官

後半アディショナルタイムに痛恨の失点

後半アディショナルタイムに痛恨の失点

G大阪相手に健闘した甲府だが...... photo/Getty Images

26日に明治安田生命J1リーグ第1節が行われ、ヴァンフォーレ甲府がガンバ大阪に1‐1で引き分けた。同クラブは55分にMF松橋優が先制点を挙げたものの、後半アディショナルタイムにフリーキックから失点を喫し、勝利を逃している。

同クラブを率いる吉田達磨監督は試合後のフラッシュインタビューで、試合終了間際にガンバ大阪にフリーキックを与えた家本政明主審の判定について、疑問を呈した。

「これもサッカーの一部だと思いますが、一体何がファウルなのでしょうか。僕らにとって、ガンバを相手に勝つか引き分けるかというのは非常に大きな問題です。もし橋爪(勇樹)が本当にファウルを犯したのであれば、僕は彼を叱らないといけない。あの時間帯に不必要なファウルですから。ただ、もしファウルでなければ僕は彼を守らなければならないと思っています。今一度ビデオで確認したいですが、こうした細かいことで勝敗が分かれてしまうということを受け止め、次にむけて準備していきたいですね」

微妙な判定が下されたのは後半アディショナルタイム。甲府MF橋爪勇樹が並走するガンバFW長沢駿を右手で押さえつけたとして、甲府陣内でガンバにフリーキックが与えられた。相手の前進を妨げるプレイと判断されたと考えられるが、映像では長沢を右手で小突く行為や(長沢の)ユニフォームを引っ張った様子が窺えなかったため、不可解な点が残る判定であることは否めない。今季の同リーグのレフェリングの基準を明確化するうえで、議論が必要な場面であると言えるだろう。

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