ヘルタ・サポーターの“唾吐き”に激怒したバイエルン指揮官 クラブも公式声明で擁護 

好ゲームの裏で起きてしまった騒動

好ゲームの裏で起きてしまった騒動

普段は温厚なイタリア人指揮官も耐えられなかったようだ photo/Getty Images

現地時間18日に行われたブンデスリーガ第21節で、ヘルタ・ベルリンに1-1で引き分けたバイエルン・ミュンヘン。後半アディショナルタイムの5分が経過した後に同クラブの同点ゴールが決まるなど、劇的な幕切れとなった。

同試合終了後に、ヘルタのサポーターがバイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に唾を吐きかけるというトラブルが発生。紳士的な人柄で知られる同監督が中指を立てる仕草で応戦するなど、騒動に発展した。一連の問題について、バイエルン公式ホームページが声明を発表している。

「唾を吐きかけるという悪質な行為を受けたアンチェロッティ監督の(中指を立てる)仕草は、人間的なリアクションとして感情面で理解できるものと考えている」
なお、一連の騒動に対するドイツサッカー協会(DFB)の審問は終了しており、同監督が同協会に5000ユーロ(約60万円)の寄付を行うことで合意したと、同ホームページが伝えている。

王者バイエルンを相手に善戦したヘルタだが、一部のサポーターの愚行により健闘が霞んでしまうことは否めない。ピッチ上で最後まで戦い抜いた選手たちのためにも、節度ある行動をしてもらいたいものだ。

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