No.1GKの座を争ったブッフォンよりも「3歳若くて幸運だった」と語るカシージャス その理由とは……

約1年9ヶ月ぶりに激突する両者

約1年9ヶ月ぶりに激突する両者

良きライバルであり、友でもあるカシージャス(左)とブッフォン(右)photo/Getty Images

ここ十数年、世界No.1GKの座を争ってきたライバルであり、友でもある2人が、約1年9ヶ月ぶりにピッチ上で相見えることとなりそうだ。

22日に行われるチャンピオンズリーグ(UCL)の決勝トーナメント1回戦で、ポルトとユヴェントスが対戦予定。この一戦で特に注目を集めているのが、元スペイン代表GKイケル・カシージャスとイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの激突だ。世界中から称賛される2人のGKが、2015年5月に行われたUCL準決勝レアル・マドリード対ユヴェントス戦以来、約1年9ヶ月ぶりにピッチで顔を合わせる。

そんな中、カシージャスがUEFA公式サイトのインタビューに応じ、ブッフォンについて語った。
「ジジよりも3歳若くて幸運だったと思う。僕は14歳でサッカーを始めた。そのとき彼はもう18歳だったよ。彼のプレイや人間性を見て、僕はいろいろ学ぶことができた。彼を目標にすることで、僕は成長することができたんだ。そして、その後は一緒に進化し、同じようなキャリアを築くことができたね」

さらに、カシージャスはブッフォンとピッチで初めて顔を合わせた2002-03シーズンUCL準決勝の悔しい思い出も明かしている。

「どちらのチームにも素晴らしい選手がたくさん揃っていた。トレゼゲ、ネドベド、ジダン、ロナウド、フィーゴとかね。第1戦は僕らが2-1で競り勝った。もっと点を取っていてもおかしくなかったと思う。でも、ユヴェントスの旧スタジアムで行った第2戦では、フィーゴのPKをブッフォンが止め、その後は3点のリードを許してしまった。僕らは最後に1点返したんだけどね」

はたして、22日の1stLegではポルトとユヴェントスのどちらに軍配があがるのだろうか。ゴールマウスを守る2人の活躍が、運命を左右するかもしれない。

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