バルサ指揮官エンリケは選手から信用されていない? PSG戦大敗でチーム内に不穏な空気が

スペイン紙はロッカールームに問題ありと伝える

スペイン紙はロッカールームに問題ありと伝える

バルセロナ指揮官ルイス・エンリケ photo/Getty Images

14日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでPSGに0-4で大敗してしまったバルセロナは、チーム内の空気も悪くなっているのかもしれない。

スペイン『as』によると、主力選手数名が指揮官ルイス・エンリケのことを信頼していないようで、エンリケには今の状況を抜け出す解決策がないと考えられているという。現在のバルセロナはリーグ戦でもレアル・マドリードに首位を譲っており、しかもレアルは2試合消化が少ない。現在は勝ち点1差だが、レアルがその2試合で勝ち点6を獲得すれば7点差がつくことになる。コパ・デル・レイでは決勝まで勝ち上がっているものの、リーグタイトルを獲得出来ずにチャンピオンズリーグでも1回戦敗退となればエンリケの評価は大きく下がるだろう。

元よりエンリケはリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのMSNトリオに頼っている部分が多く、今のバルサは彼らがいなければ得点を奪えないチームになっている。そのMSNが今回はPSGに完璧に封じ込まれてしまい、エンリケには流れを変える別プランがなかった。守備面でもPSGに好き放題やられてしまい、エンリケは1stレグだけで試合を終わらせてしまった。
2ndレグで逆転できる可能性は限りなく低く、エンリケがその後チームを立て直せるかは微妙なところだ。さらに長期的な視点で考えた時、MSNに多くを頼る今のスタイルには問題がある。同メディアはエンリケの将来が不透明で、何人かの選手は今季限りでエンリケが出ていくと確信していると伝えているが、今回の大敗は予想以上にダメージが大きかったようだ。

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