なぜルーニーが世界で10番目に速い選手なんだ!? スピードランキングの結果に英紙も驚き

今では走れない選手とも言われるが……

今では走れない選手とも言われるが……

速い選手と紹介されたルーニー photo/Getty Images

先日、メキシコの名門クラブであるパチューカが2016年に世界で最も速いスピードを記録したサッカー選手は誰かをランキング形式で紹介した。それによると1位はレアル・マドリードFWガレス・ベイルで、36・9Kmという驚異の速度を記録している。そこからはあまり知られていない選手だが、2位にフラメンゴでプレイするオーランド・ベリオ、3位にティグレスでプレイするユルゲン・ダムがそれぞれランクインしている。

しかし、このランキングで注目すべきは10位に選ばれた選手だろう。なんと10位にはマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーが入っており、そのスピードは31・2Kmとなっている。その1つ上の9位にはバルセロナFWリオネル・メッシが32・5Kmで入っているが、今のメッシとルーニーではスピードに大きな差があるように見える。

英『METRO』も「奇妙なことにこのランキングにルーニーが入っている」と伝えており、全盛期より明らかに遅くなったように見えるルーニーが世界で10番目に速かったとのランキング結果に驚いている。しかもここにはアーセナルのエクトル・ベジェリンやリヴァプールのサディオ・マネなどプレミアリーグを代表するスピードスターが入っていない。これもルーニーが10位に入っていることの特殊さを示していると言える。
今のルーニーはスピードで勝負することは難しくなっており、ドリブルで相手を切り裂くようなプレイはほとんど見られない。最近は中盤からパスで攻撃を組み立てる役割を務めることが多くなっており、このランキングは疑問の残るものになっている。

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