イグアインとたった”2点”しか変わらない 大暴れの小兵FWにナポリ会長「質の部分で私は彼を選ぶ」

最前線にフィット

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ナポリを引っ張るメルテンス photo/Getty Images

昨夏FWゴンサロ・イグアインをユヴェントスに引き抜かれてしまったナポリだが、攻撃力が大幅に落ちたようには感じられない。今季セリエAでは57得点を奪っており、これはリーグトップの数字だ。そしてそれに大きく貢献しているのがMFドーリス・メルテンスだ。

メルテンスはサイドを本職とする選手だったが、イグアインの退団とアルカディウシュ・ミリクの負傷離脱を機に最前線で起用される機会が増えている。純粋なセンターフォワードではないものの、ここまでリーグ戦では16得点を記録。イグアインとも2点しか差がない。

伊『sky Sports Italia』によると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長もメルテンスの活躍を喜んでいる。同会長は得点力ではイグアインの方が上だと認めながらも、メルテンスの方が扱いやすい選手だとコメントしている。
「量を見ればイグアインの方が上だ。彼はより多くの得点を決めるからね。だが質の部分で見ると、アシストや利他的なところから私はメルテンスを選ぶ。彼はイグアインよりずっと寛大だよ。彼はチームメイトのミスで不機嫌にならない。そうなるのは自分のミスだけなんだ」

イグアインはチームメイトのミスやパスを出さなかったことなどに激怒している姿も見かけるが、メルテンスがそうしたアクションを取るのはそれほど多くない。チームメイトもメルテンスの方が扱いやすいかもしれない。15日にはチャンピオンズリーグで昨季王者レアル・マドリードと対戦するが、メルテンスはここでも違いを作れるか。

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