王子の言葉を無視したことを後悔する悪童 「トッティのアドバイスのうち10%でも聞いていれば……」

レアルへの移籍が最大のミス

レアルへの移籍が最大のミス

様々なクラブでプレイするカッサーノ photo/Getty Images

これまでローマやサンプドリアなどで活躍してきた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、若い頃より天才肌の選手と評価されてきた。気性の荒さが残念ではあったものの、才能は抜群。そんなカッサーノが後悔しているのは、ローマ時代にチームメイトだったフランチェスコ・トッティのアドバイスをしっかり聞かなかったことにある。

カッサーノはローマでトッティと良いコンビを組んでいたものの、指揮官との関係やクラブとの契約延長交渉で揉めたこともあって2006年にレアル・マドリードに移籍している。しかしカッサーノはそこで怠けた生活を送ってしまい、キャリアに大きくブレーキをかけることになった。伊『Corriere dello Sport』によると、カッサーノも「レアルへの移籍は最大のミス」とコメント。また、トッティの助言を素直に聞いていればローマに残っていたはずだと振り返っている。

「もしオレがフランチェスコのポジティブなアドバイスのうちの10%でも聞いていれば、全く違ったキャリアになっていただろうね。アドバイスを聞いていればオレはローマに10~15年ほどフランチェスコと一緒に残っていたはずさ。アドバイスを本当に聞いておくべきだったな」
トッティとカッサーノのコンビが長く続いていれば、ローマももっと多くのタイトルを獲得できた可能性もある。カッサーノのキャリアは少々もったいないと感じさせるところがあり、王子様の助言さえ聞いていればクラブのレジェンドのような存在になれたかもしれない。

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