今になって感じるマエストロの抜けた穴 ラキティッチ「シャビの代わり?そんな存在はいないよ」 

中盤の質は明らかに低下

バルセロナといえばリオネル・メッシを筆頭にルイス・スアレス、ネイマールと強力なタレントが揃うチームだが、今になって感じるのは2015年夏に退団したシャビ・エルナンデスの大きさだ。シャビ、アンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケッツで構成される中盤こそバルセロナの軸で、黄金期は彼らがいたからこそ実現できたものだ。

そのシャビの後釜候補の1人がイバン・ラキティッチだ。今季は出場機会が限られているものの、これまではインサイドハーフでフル稼働していた選手だ。しかし、ラキティッチはシャビの代わりを務められる人物など誰もいないと主張する。英『Squawka』によるとラキティッチは自分にできることをやるだけと謙虚に語っており、シャビの後釜になろうとは考えていない。

「シャビの代わり? そんな存在はいないよ。それに僕は誰とも比較したくないし、僕ができることをチームに与えるだけさ。僕はレオのようなドリブルはできないし、ルイスのように得点も決められない、アンドレスのようなパスもできない。ピケのように常にスイッチを入れることもない。だけど、僕は自身のクオリティを加えられると思う」
ラキティッチは29日のレアル・ベティス戦でフル出場を果たしており、今季失いかけている指揮官ルイス・エンリケの信頼を取り戻す一歩にしたいところ。インサイドハーフはバルセロナにとって要とも言えるポジションだが、ラキティッチはシャビと同じような存在感を発揮できるか。

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