元ブラジル代表カカー、MLSの先駆者ベッカムからアメリカ挑戦のアドバイスをもらっていた!

MLSに適応するのは本当に難しい

メジャーリーグサッカー(MLS)のオーランド・シティに所属する元ブラジル代表MFカカーが、アメリカサッカーについて語った。

2014年夏にACミランを退団し、MLS開幕までの半年間は古巣サンパウロでプレイ。その後、2015年にオーランドへ加入したカカーは、今年でアメリカ3年目のシーズンを迎える。

そんなカカーが米『ESPN』のインタビューで「欧州のビッグクラブでプレイしているほとんどの選手たちは、アメリカでのプレイを簡単だと考えているけど、そうではない。ここへ来ることは挑戦だ」と述べ、アメリカのクラブへの移籍を考えている選手たちへ警鐘を鳴らした。
さらに自身がオーランドへ移籍をした際、MLSの先駆者であり、ミラン時代にともにプレイした元イングランド代表MFデビッド・ベッカムから「ここでは苦労すると思うよ。選手たちのパフォーマンスやフィジカルには素晴らしいものがあるけど、僕らは欧州トップレベルの選手たちとのプレイに慣れてしまっている。だから、ここに適応するのは本当に難しい。欧州に比べたら少しばかりレベルは下がってしまうからね。まわりの人たちは50%の力で十分プレイできるだろうと言うけど、勝利するためには己の力を100%発揮しなければならない。このギャップを埋めるのが最大の課題だ」とアメリカ挑戦のアドバイスをもらっていたことを明かしている。

2017年シーズンをもってオーランドとの契約が満了を迎えるカカー。契約延長を希望しているようだが、来季以降もアメリカでプレイすることとなるのだろうか。

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