吉田らDFがどれだけ頑張ったところで…… 21試合19得点と深刻すぎるセインツの得点力不足

守備陣だけではどうにもならない

現在のサウサンプトンは、守備陣が非常によく頑張っている。欧州の複数クラブから注目を集めるフィルジル・ファン・ダイクに加え、日本代表DF吉田麻也も今季は安定感がある。ジョゼ・フォンテの退団が噂されているが、吉田のパフォーマンスはそれを問題とは感じさせないレベルのものだ。

米『ESPN』も両センターバックの奮闘を認めており、0-1で敗れた14日のバーンリー戦でも2人に高い評価を与えている。ファン・ダイクにはチーム最高の8点を与え、プレミアリーグの全てのトップクラブが欲しがるのも無理はないと絶賛している。相棒を務めた吉田は6点だが、フォンテが抜けても好印象を与え続けていると評価されている。サポーターの信頼も掴んでおり、ファン・ダイクと吉田のコンビでシーズンを戦っても何の問題もないはずだ。

しかし、チーム状況はよくない。バーンリー戦では20本のシュートを放ったが、結局は0-1で敗れている。守備陣が何とか踏ん張っているものの、現在のサウサンプトンはリーグで2番目に少ない19得点しか奪えていない。試合数よりも得点数の方が少ないことを考えると、得点力不足は深刻だ。
同メディアも「攻撃陣が沈黙している悩みは続いている」と伝えており、早く実績のあるストライカーを獲得すべきだと訴えている。昨夏にサディオ・マネをリヴァプールに引き抜かれたのも影響しているはずだが、今の状態では吉田とファン・ダイクがどれだけ踏ん張っても上位進出は見えてこないだろう。

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