レジェンドも“リベロ・長谷部“を絶賛! 前半戦のキーマンに選出「過去に右SBだったのが残念」

好調のチームを支える

16試合を消化した時点で勝ち点29を稼いでいるフランクフルトは、現在あのドルトムントまで抑えて4位につけている。まだ後半戦が残っているものの、欧州カップ戦の出場権獲得も夢ではないとの空気も広がっている。この予想外の好調ぶりに、クラブのレジェンドであるウーベ・バイン氏も興奮している。

同氏はフランクフルトで150試合以上に出場した名手で、1994年から3年間浦和レッズに所属していたこともある。独『Bild』によると、バイン氏も前半戦の戦いぶりを喜んでおり、試合を見るのが楽しいとコメント。ニコ・コバチ率いるチームを称賛している。

中でも同氏が高く評価したのがGKのルーカス・フラデツキーと、日本代表MF長谷部誠のベテラン2人だ。フラデツキーについては、「非常に重要な役割を果たしていて、トップレベルのパフォーマンスだ。ノイアーにも引けを取らない」と絶賛。今季のフランクフルトは3バックなど柔軟なシステム変更を軸とした堅守に注目が集まっているが、ベテランGKフラデツキーの貢献も見逃せない。
その3バックでリベロとしてチームに大きく貢献している長谷部については、「何をしなければいけないのか、どのタイミングでサポートする必要があるのか分かっている。チームの中心的な選手で、過去2年間右サイドバックに押し出されていたことが残念」とコメントしており、もっと早い時期から長谷部を中心的役割で使用したチームを見たかったようだ。

これまでの長谷部はサイドバックなど便利屋として使われることも多かったが、今季はボランチやリベロで絶大な存在感を放っている。ニコ・コバチの変則的なサッカーには欠かせない存在であり、そのパフォーマンスはレジェンドをも唸らせている。

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