メッシはドリブルだけでなくFKもゲームの世界 昨季から決めた12本中全てがコーナー隅に

信じられない精度

いつからこんなにフリーキックを決めまくる選手になったのか。バルセロナFWリオネル・メッシのフリーキック精度が年々上がっているように感じられる。

メッシは8日のビジャレアル戦の終盤にフリーキックのチャンスを得ると、相手GKが一歩も反応できない速度のボールをゴール左上隅に突き刺した。チームに勝ち点1を与える貴重なフリーキックとなったわけだが、英『Daily Mail』もその精度に驚いている。

同メディアによると、メッシは2015-16シーズン以降12本ものフリーキックを決めている。何より驚きなのは、そのコースだ。今回のビジャレアル戦では左上隅に蹴り込んだが、その他に決めた11本も全てがコーナーの上隅に決まっている。
昨年11月のコロンビア代表戦で決めたフリーキックはゴールの右上隅に蹴り込んだもので、12本中10本は右上隅に決めている。いわば右上隅は得意コースになっており、今回のビジャレアル戦のように左上隅に蹴るのは珍しいケースだ。ビジャレアルGKのセルヒオ・アセンホも右に飛んでくることを予測していた可能性もあり、メッシはその裏をかいて左上隅に蹴り込んだのかもしれない。

いずれにしても恐ろしい精度で、ゲームの世界のような位置に決めてくる。以前からメッシのドリブルはプレイステーション級と言われていたが、今ではフリーキックもゲームの世界と同じくらい正確になっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ