Jリーグとブンデスでは”スピード”が違いすぎる? 宇佐美「みんな技術的には良いんですけど……」

スピードに驚き

バイエルン、ホッフェンハイムで苦しい時間を経験した日本代表FW宇佐美貴史は、復帰したガンバ大阪で不動のエースに成長。日本代表にも継続的に呼ばれるようになり、選手として順調に成長しているように見えた。そんな中でアウグスブルクへの移籍を決断したのはリスクもあったはずだが、宇佐美の中にはブンデスリーガで体験したことが離れなかったのかもしれない。

独『Kicker』によると、宇佐美は19歳でバイエルンに来た時に驚かされたと明かしている。もちろん周りにはフランク・リベリやフィリップ・ラームなどワールドクラスの選手が揃っており、19歳の日本人選手にとっては全てのことが衝撃だったはずだ。加えてブンデスリーガ全体のレベルの高さにも驚いたようだ。

宇佐美はJリーグとブンデスリーガの違いについて、スピードを挙げている。「技術的には全ての選手が良いんですけど、デュエル、スプリント、アグレッシブな面でブンデスリーガはクオリティが高い」とコメントしており、これは日本にいては味わえない感覚かもしれない。攻守の切り替えも恐ろしいほど速く、それも海外でプレイしているからこそ体感できる貴重なものだ。
また宇佐美はバイエルンとホッフェンハイムでのチャレンジが失敗に終わったことは認めているが、もう一度このレベルでやりたいとの考えがあったことを明かしており、ブンデスリーガを世界トップレベルのリーグだと表現している。

アウグスブルクでも決して良いスタートを切れたというわけではないが、ブンデスリーガで結果を残せれば選手としてもう一段上のレベルに到達できるのは間違いない。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は海外挑戦を好むタイプの指揮官だが、宇佐美は2度目のドイツで結果を残せるか。

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