将来長谷部が日本代表を率いる可能性も? 独メディア「彼のロールモデルはニコ・コバチ」

ニコ・コバチから学んでいると語る

現役の日本代表選手の中でフランクフルトに所属するMF長谷部誠ほど監督に向いている人物はいないかもしれない。日本代表でも絶対代えのきかないキャプテンとしてチームを統率し、常に冷静に状況判断を下している長谷部は落ち着きのある監督になるはずだ。将来日本代表を率いる立場になっている可能性もあり、その姿を想像してもしっくりくる。

長谷部自身も指導者に興味があるようで、現在フランクフルトを指揮するニコ・コバチから多くのことを学んでいるという。独『KIcker』によると、長谷部は「現役のキャリアを終えたあと、ニコ・コバチのようにやることを望んでいる」と語っており、引退後は指導者の道に進むことを考えているようだ。

今季の長谷部はニコ・コバチの下でボランチ、さらにはリベロまで任されるなど複数の仕事をこなしており、チームに欠かせない重要な存在になっている。それほどサイズがない長谷部をリベロで起用するニコ・コバチの柔軟な考えは参考になるはずで、長谷部にとっても良い経験になっているはずだ。
独『SPOX』も「長谷部のロールモデルはニコ・コバチ」と伝えており、フランクフルトで非常に充実したシーズンを過ごしている。さらに長谷部は長年にわたってノートを取っているようで、現役時代の経験を将来に活かしていこうとの考えがあるようだ。こうしたことを細かく記録していくところにも長谷部らしさが出ており、指導者に向いていると言えるかもしれない。

ワールドカップもすでに2度経験し、多くの監督に仕えてきた長谷部は日本代表を指揮するにふさわしい人物と言えるはずだ。数十年後にはそんな日がくるかもしれないが、その際にはニコ・コバチのような柔軟なアイディアを持つ監督になることを期待したい。

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