“新たなスペシャル・ワン”と呼ばれる男にモウリーニョは 「私と比較するのは良いことにならない」

39歳の若さでプレミアへ

先日、プレミアリーグで最下位に沈むハル・シティがポルトガル人指揮官のマルコ・シウバを招聘したと発表した。マルコ・シウバはまだ39歳と若い指揮官だが、スポルティング・リスボンやオリンピアコスなど名門クラブの指揮を執ってきた人物だ。

そんな若くて優秀なポルトガル人指揮官がプレミアリーグにやってくるとなれば、どうしてもマンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョとの比較論が起きてしまう。すでに新たなスペシャル・ワンとの呼び名もあるようだが、英『Daily Mirror』によればモウリーニョ本人は自身とマルコ・シウバを比較するのはやめた方がいいとコメントしている。

「私と比較するのはマルコにとって良いことにはならないと思う。ただ、似たようなキャリアのスタートだとは思うよ。彼はスポルティング・リスボンに向かう前に、エストリルというポルトガルの小さなクラブを率いていたからね。私もポルトに向かう前にレイリアを率いていたし、ポルトガルでのスタートは似ている」
「外国人指揮官がプレミアリーグにくるのは簡単なことではない。彼も難しいチャレンジになると分かっているはずだ。ハル・シティは勝ち点13で下位に沈んでいる。だが、マルコにとっては大きなチャンスでもあるよ」

ポルトからチェルシーに向かったモウリーニョ、ハル・シティに向かったマルコ・シウバとイングランドでのチャレンジは全く異なるものとなったが、マルコ・シウバにとっては自身の手腕をアピールするチャンスでもある。マルコ・シウバが現在39歳、モウリーニョが初めてチェルシーにやってきたのが41歳と似たような年齢でのプレミアリーグ挑戦だが、マルコ・シウバはハル・シティを残留に導けるか。

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