ファン・ダイクら優秀なDFがいるのに…… ノリッジ戦の失点に吉田「失望している。WBA戦と同じ」

終盤の失点で引き分け

7日にFAカップ3回戦でノリッジ・シティと対戦したサウサンプトンは、フィルジル・ファン・ダイクと日本代表DF吉田麻也の得点で2度リードを手にしながらも2-2の引き分けで終えてしまった。サウサンプトンには欧州の強豪クラブも注目するファン・ダイク、ポルトガル代表としてEURO2016制覇に貢献したジョゼ・フォンテ、そして今季高い評価を得ている吉田と最終ラインに優秀な選手が揃っているのだが、今回のように終盤にリードを守り切れないことも目立つ。

この試合でフル出場した吉田も引き分けに満足していない。英『Daily Echo』によると、吉田は「失望している。僕たちはゲームを上手くコントロールしていましたし、最後のゴールを許してはならなかった。WBA戦と同じです。ゲームをコントロールしながら2失点してしまった。非常に受け入れにくいですね」とコメントしており、終盤のゴールで同点に追いつかれたことにセンターバックとして落胆している。

吉田が挙げたWBA戦は、前半41分にシェーン・ロングの得点で先制しながらも前半43分と後半5分に失点を喫して1-2で負けている。その他にも11月のハル・シティ戦では前半6分という早い時間帯に先制しながら、後半16分、18分と立て続けに失点して1-2で敗れている。この試合では吉田も先発フル出場しており、格下相手にリードを守り切れない展開も目立つ。
吉田は「最後までゲームをコントロールする必要がありますね。最後まで集中しないと。ゲームを上手く終わらせる必要がある」ともコメントしており、終盤の戦い方を見直す必要がありそうだ。同メディアもこうした終盤のロストが欠点の1つと指摘しており、優秀なDFを抱えているからこそ最後まで守り切りたいところだ。今季は攻撃陣が沈黙していることもあって守備陣に負担がかかっているが、ノリッジ戦のミスを今後に活かしていけるか。

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