岡崎のライバルはムサとスリマニだけじゃない ウジョアの”高さ”に地元紙「まだ役割がある」

再びライバルになるか

今季開幕前、レスター・シティFW岡崎慎司にとってライバルとなりそうなのは新加入のアーメド・ムサとイスラム・スリマニの2人だった。ムサはスリマニの加入でサイドに回る機会も増えたが、岡崎は開幕からこの2人とポジションを争ってきた。

しかし、その状況が変わるかもしれない。レスターは2日のミドルズブラ戦で出場停止処分を受けているジェイミー・バーディ、さらに発熱の影響で欠場したスリマニに代わって岡崎とレオナルド・ウジョアが先発した。そのウジョアのパフォーマンスが高く評価されている。

試合はスコアレスドローだったが、ウジョアは得意の空中戦からチャンスに絡むなど印象的なパフォーマンスを披露。特に放り込む展開が増えた終盤はウジョアの頭から得点が生まれそうな気配もあった。この活躍に地元紙『Leicester Mercury』も手応えを感じており、退団の噂もウジョアについて「代わりの選手を獲得するまで手放すべきではない。まだウジョアには役割があるかもしれない」と伝えており、ウジョアを活かせるのではないかと期待している。
特に今後はスリマニがアフリカ・ネイションズカップに出場するためチームを離れる。ここまでは構想外だったが、ウジョアが必要になる時もくるだろう。また、展開によっては高さのウジョアとスピードのバーディを組ませるのも面白い。これまでは岡崎の方が優先的に起用されてきたが、ミドルズブラ戦のように高さを活かせるのであればウジョアは魅力的だ。岡崎にとっては厄介なライバルが増えたような感覚かもしれないが、ウジョア先発も十分にあり得るだろう。

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