MLSに向かえば本田圭佑は”スター”だ! 米メディアが日本のエースにフィットするクラブを特集

本田は主役として迎えられる

本田は主役として迎えられる

本田が輝く舞台になるか photo/Getty Images

今季ミランでほとんど出場機会がない日本代表MF本田圭佑は、今冬にもクラブを離れると言われている。その中で移籍先の候補に挙がっているのが、MLSだ。中国からの関心も伝えられていたが、本田はアメリカ行きの方を好んでいるようだ。そこで米『FOX Spots』は、MLSで本田を獲得できる特別指定選手制度の2枠に空きがあるクラブを紹介し、本田がフィットするかを分析している。

その中でも特に本田を必要としており、さらに戦術などにもマッチしそうと紹介されたのがロサンゼルス・ギャラクシー、フィラデルフィア・ユニオン、ポートランド・ティンバース、バンクーバー・ホワイトキャップスの4クラブだ。

ギャラクシーはスティーブン・ジェラードが引退し、ロビー・キーンも退団。スター選手だった2人が抜けた穴は大きく、同メディアはクラブが新たなスターの力を必要としていると紹介し、本田なら中盤のクオリティを高められるはずだと期待している。
フィラデルフィア・ユニオンは司令塔を探しており、これに本田が完璧にマッチするはずだと紹介されている。さらにトランクィッロ・バルネッタが退団したために特別指定選手には空きがある。ポートランド・ティンバースでは、本田を加えた豪華な中盤の完成が期待されている。ダーリントン・ナグべ、ディエゴ・バレリ、そして本田を加えた中盤は魅力的で、アメリカ代表のナグべが海外移籍する場合はますます本田が必要になると見られている。

バンクーバー・ホワイトキャップスでは、本田はチームを救う中心選手としての働きが求められる。同クラブは今年失意の8位に終わり、来年はより良いシーズンにしようと意気込んでいる。そのために攻撃的な選手を必要としており、サイド、中央、さらに中盤深くでもプレイできるなど複数ポジションを任せられる本田が完璧に合うはずだと紹介している。

同メディアの分析でも分かるように、本田がMLSに向かった場合は即戦力どころかスター選手として扱われることになる。ギャラクシーではジェラードらに代わるスターとして、その他のフィラデルフィア・ユニオン、バンクーバー・ホワイトキャップスでも攻撃を指揮する主役として迎えられることになりそうだ。本田にとっては出場機会の確保が先決だが、アメリカはその問題を解決するのにベストな選択肢と言えるだろう。

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