もはやC・ロナウドはインザーギのような”裏抜け”選手? スペイン紙「鹿島戦で決めた得点は……」

変わるプレイスタイル

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得点喜ぶロナウド photo/Getty Images

レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドは、先日行われたクラブワールドカップ決勝の鹿島アントラーズ戦でハットトリックを達成してみせた。最後に決め切る力はさすがの一言で、勝負強さも相変わらずだ。しかしこの試合ではコントロールミスを犯すなど、スーパースターらしくないプレイがあったのも事実で、お得意のドリブルにも以前ほどの迫力はない。

これについてスペイン『as』は、ロナウドが9番の選手に変わったと主張。鹿島戦で決めたPKを除く2得点がその証拠だと伝えている。ロナウドは後半にPKを決めると、延長戦ではカリム・ベンゼマのスルーパスに抜け出して左足で豪快なフィニッシュ。さらに3点目は味方のシュートをトラップし、すぐ左足で放ったシュートだった。一瞬の隙を逃さずネットを揺らす姿は、まさに点取り屋そのものだ。

同メディアもロナウドが若い頃のようなスピード、エネルギーを失ってしまったことを伝えており、ロナウドは明らかに変化している。鹿島戦の得点はまるでミランなどで活躍したFWフィリッポ・インザーギ氏を思わせるような裏への抜け出しだった。あのような動きは若い時のロナウドには見られなかったものでもある。
ロナウドもすでに31歳で、約2ヶ月後には32歳になる。ウインガーとしてスピード溢れるドリブルを披露することは難しくなってきたものの、ゴール前で一瞬の隙をうかがう選手としてはハイレベルだ。今後もセンターフォワードを主戦場にすれば、インザーギ氏のように長くトップレベルを保つことが可能になってくるかもしれない。

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