これぞ“リアル”・マドリード! 強すぎるレアルがロナウドのハットで乱打戦制し、世界No.1クラブへ

本気のレアルが日本で大暴れ

本気のレアルが日本で大暴れ

白熱の決戦が横浜の地で行われた photo/Getty Images

いよいよ地球で最強のクラブチームが決まる。18日、クラブW杯決勝でスペインのレアル・マドリードと日本の鹿島アントラーズが激突した。

ジネディーヌ・ジダン率いるヨーロッパ王者は、バロンドールを獲得したばかりのクリスティアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマの2トップでこの大一番に臨み、“持ってる男”キャプテンのセルヒオ・ラモスも先発に復帰。一方の鹿島も闘将小笠原満男や柴崎岳を始め、エースの金崎夢生といったベストメンバーを先発に起用し、大金星を狙う。

横浜国際総合競技場にて行われた注目の一戦は、前線からの積極的なプレスを仕掛ける鹿島と、巧みなパスワークでその隙をかいくぐるレアルという構図でスタートするも、開始9分にはさっそく均衡が破られる。ゴール前でこぼれ球を拾ったモドリッチが胸トラップから強烈なシュートを放つとGK曽ヶ端がこれを弾くも、さらにベンゼマがこぼれ球に反応し落ち着いてネットへ流し込み、先制。エンジンの入り切っていないレアルがあっさりと先手を打った。

その後も白い巨人は随所で高いクオリティを見せつけ、積極的な攻め上がりを展開する鹿島になかなか決定機を与えない。華麗なワンツーパスやダイアゴナルな動きなど、スムーズな連携で観客を沸かせたレアルの良さが際立つ中、44分には日本人にとって誇り高き瞬間が訪れる。左サイドを突破した土居のパスを受けた柴崎が左足を思い切りよく振り抜くと、ボールはケイロル・ナバスを出し抜き、ネットの奥深くへ。勇敢な10番がヨーロッパ王者から待望の1点を奪った。

後半がスタートするやいなや柴崎の華麗な2発目がスタジアムを震撼させる。絶好調のプレイメイカーは後半7分、中盤でレアルの選手に囲まれながらも、再び豪快に左足を振り抜き劇的な逆転弾を奪取。しかしヨーロッパ王者も黙っていない。6分後にはペナルティーエリア内でバスケスが倒されPKを得ると、エースのクリスティアーノ・ロナウドが左隅に決め、意地の同点弾をマーク。その後はレアルに明らかなギアが入り、前半とは打って変わって本気のフットボールを展開する。

両チーム共に足が止まり始め、中盤にスペースが生まれ始めた後半45分、鹿島のカウンターを阻止したセルヒオ・ラモスによる“カード級の”ファウルがあったものの、胸ポケットに手を伸ばした主審はなぜかレアル主将への2枚目のカード提示を躊躇。鹿島選手が激しく抗議するも判定は覆らず、レアルはラモスの退場を免れる。結局試合は90分を戦い終えても決着が付かず、延長戦へと突入。猛攻続くレアルは98分、ベンゼマのスルーパスに抜け出たロナウドが左足振り抜き、値千金の勝ち越し弾を奪う。ようやく3-2とリードを得たレアルだったが、その5分後にもロナウドが3点目となるゴールを挙げ、4-2。その後も試合を巧みにコントロールした欧州王者がその勝負強さを見せつけ、世界の頂点に輝いた。

[メンバー]
レアル:ナバス、カルバハル、ラモス(→ナチョ 108)、ヴァラン、マルセロ、カゼミロ、クロース、モドリッチ(→コバチッチ 106)、バスケス(→イスコ 80)、ベンゼマ、ロナウド(→モラタ 112)

鹿島:曽ヶ端、昌子、山本、西、植田、永木(→赤崎 114)、柴崎、遠藤(→伊東 102)、小笠原(→ファブリシオ 67)、土居(→鈴木 88)、金崎

[スコア]
レアル 4-2 鹿島

[得点者]
レアル:ベンゼマ(9)、ロナウド(60、98、103)
鹿島:柴崎(44、52)

記事一覧(新着順)

注目の動画記事

動画記事一覧(新着順)

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

最新号を無料配信中!
電子マガジン「ザ・ワールド」
No.190 ハリルジャパンの此れまで・此れから
theWORLD(ザ・ワールド)は世界中のサッカーを網羅する、日本初のスマートデバイス対応フリーミアム 電子マガジン! 業界屈指の執筆陣によるオリジナルコ ンテンツを毎月23 日に刊行しています。購読にはID登録が必要です。

雑誌の詳細を見る

人気記事ランキング

INFORMATION

記事アーカイブ