FIFAは鹿島戦のビデオ判定をどう見ているのか!? 「VARを導入するのは今回が初めてだが……」

ビデオ判定の導入に自信を見せた審判委員会責任者

ビデオ判定の導入に自信を見せた審判委員会責任者

モニターで問題のシーンをチェックする主審 photo/Getty Images

Jリーグ王者の鹿島アントラーズは14日、FIFAクラブW杯の準決勝で南米王者のアトレティコ・ナショナル(コロンビア)と対戦した。

試合は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、FKの際にエリア内で西大伍が倒されたとの判定が下され、前半に鹿島がPKを得る。これを土居聖真が落ち着いて決めると、後半終盤に遠藤康と途中出場の鈴木優磨が追加点を挙げて試合終了。鹿島が3-0で南米王者のアトレティコ・ナシオナルを撃破し、アジア勢初の決勝進出を決めた。

試合後、FIFA主催の大会としては初めて導入したVARについて、FIFAの審判委員会責任者であるマッシモ・ブサッカ氏が公式サイトで次のような見解を示している。
「FIFAがVARを導入するのは今回が初めてだが、皆にとっても新しいできことだ。そして今夜、審判とVARのやりとりは明瞭だった。技術もうまく働いていたよ。ただ、最終的な判断は審判が下す。VARはあくまで彼らのサポートだからね」

はたして、FIFAは今後も主催する大会でVARを導入していくのだろうか。今回の判定で、VARの存在の大きさは示すことができたかもしれない。

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