ビデオ判定によるPK弾&守護神曽ヶ端のファインセーブ連発 鹿島が1点リードして後半へ

アジア勢初の決勝進出へ向けて前進

アジア勢初の決勝進出へ向けて前進

身を挺してゴールを守る鹿島のメンバー photo/Getty Images

Jリーグ王者の鹿島アントラーズは14日、FIFAクラブW杯の準決勝で南米王者のアトレティコ・ナショナル(コロンビア)と対戦した。開幕戦でオセアニア王者のオークランド・シティに逆転勝利し、続く準々決勝ではアフリカ王者のマメロディ・サンダウンズを相手に完封勝利を収め、見事準決勝へコマを進めた鹿島。前試合スタメンだった永木涼太に代えて、チームの精神的支柱である小笠原満男を起用している。

試合は、アトレティコ・ナシオナルが序盤から積極的に攻撃を仕掛け、クロスバー直撃のシュートを放つなど、何度も決定機を作る。しかし、鹿島は守護神の曽ヶ端準を中心に身を挺して守り、ゴールを割らせない。そして、カウンターから柴崎岳がGKと1対1のチャンスを作るなど、相手の守備陣の隙を伺う。

すると33分、FIFA主催の大会では今大会から初めて導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、西大伍がエリア内で倒されたと判定され、鹿島がPKを得る。これを土居聖真が落ち着いてゴール左に決め、鹿島が先制に成功した。
その後、CKのクロスに植田直通が頭で合わせてチャンスを作ったが、相手GKに阻まれ、リードを広げられず。そして、アトレティコ・ナシオナルに押し込まれる場面もあったが、曽ヶ端がファインセーブを連発し、鹿島は無失点で前半終了のホイッスル。アジア勢初の決勝進出へ向けて1点リードしてハーフタイムを迎えている。

[スターティングメンバー]
鹿島:曽ヶ端、西、植田、昌子、山本、小笠原、中村、遠藤、柴崎、土居、赤崎

アトレティコ・ナシオナル:アルマーニ、ボカネグラ、アギラール、チャラレス、ディアス、ウリベ、アリアス、トーレス、ボルハ、モスケラ、ベリオ

[スコア]
鹿島 1-0 アトレティコ・ナシオナル

[得点者]
鹿島:土居(33)

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