天国のイレブンに王者の称号 南米サッカー連盟、シャペコエンセのスダメリカーナ杯優勝を正式発表

対戦相手にはフェアプレイ賞

対戦相手にはフェアプレイ賞

サン・ロレンソ戦でのシャペコエンセ・イレブン photo/Getty Images

CONMEBOL(南米サッカー連盟)は、旅客機墜落事故に見舞われたシャペコエンセ(ブラジル1部)を2016年のコパ・スダメリカーナのチャンピオンとすることを正式に発表した。コパ・スダメリカーナ決勝で対戦するはずだったアトレティコ・ナシオナルは準優勝、シャペコエンセにタイトルを譲ると表明していたことも影響し特別にフェアプレイ賞を受賞した。

シャペコエンセは同大会の決勝に出場するためコロンビアに移動する際、チャーター機が墜落事故に遭い、選手ら関係者が犠牲になった。犠牲者にはJリーグでプレイした経験をもつFWケンペス(元C大阪、千葉)や神戸で監督を務めたカイオ・ジュニオールが含まれていた。

シャペコエンセはクラブに創立以来、史上初の国際タイトルを獲得。賞金の200万米ドルが与えられる。そして2017年のコパ・リベルタドーレスの出場権を手にし、スルガ銀行チャンピオンシップ出場権を獲得するため、ルヴァンカップ王者の浦和レッズと対戦することになり、来夏、来日することが決まった。

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