“真の天才”とはイニエスタのような選手を指す 異次元のプレイに「彼が入ってバルサが変わった」

哲学を取り戻す

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違い作ったイニエスタ photo/Getty Images

恐らくはこういう選手を天才と呼ぶのだろう。3日におこなわれたバルセロナとレアル・マドリードの一戦で後半15分からイヴァン・ラキティッチに代わってピッチに立ったバルセロナMFアンドレス・イニエスタのプレイを、スペイン『MARCA』も絶賛している。

負傷明けのイニエスタはベンチスタートとなったが、イニエスタが出場した後半15分からはゲームの内容が変化。特にリオネル・メッシに通した1本の縦パスはとんでもないレベルのものだった。同メディアは、「イニエスタが入ってバルサが違うチームになった」と伝えており、ポゼッションの安定に加えてバルサ本来の哲学を取り戻すことに成功したとベテラン司令塔を絶賛している。

試合は終盤にセルヒオ・ラモスの得点を許して1-1のドローだったが、イニエスタが入ってからゲームのテンポが変わったのは間違いない。後半はややレアルのペースかと思わせられるところもあったが、イニエスタがボールを持っているところだけは別世界だった。今でもイニエスタがバルサに必要不可欠な選手だということをサポーターも再認識したことだろう。
依然として首位レアルとの勝ち点差は6のままで変化がなかったが、バルサに哲学を取り戻させるイニエスタの復帰は大きい。バルサが反撃するならここからだろう。

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