“ベテラン長谷部誠”を見習って走れ! 好調フランク支える3人のベテラン衆が若手の良き手本

ベテランとしてチームを支える

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チームを支える長谷部 photo/Getty Images

現在ブンデスリーガではライプツィヒが首位に立っている想定外の事態が起こっているが、サプライズはこれだけではない。4位にフランクフルトが入っていることも大きなサプライズだ。なぜなら、昨季のフランクフルトは9勝しか挙げられず16位でフィニッシュしているからだ。ところが今季はすでに7勝を挙げており、ニコ・コバチ監督率いるチームはよく機能している。

そしてこの快進撃に深く関わっているのが日本代表MF長谷部誠だ。長谷部は本職のボランチ、慣れないセンターバックと複数のポジションをこなし、その献身性は非常に高く評価されている。コバチ監督が最も信頼を置いているベテラン選手の1人とも言えるだろう。

ブンデスリーガ公式サイトによれば、コバチ監督もベテラン選手の頑張りを称えている。33歳のアレクサンダー・マイアー、同じく33歳のフスティ・サボルチ、そして32歳の長谷部と、ベテラン組が若手選手のお手本になるほどよく走っているとの評価だ。フランクフルトの守備はポジションにこだわらず人についていくところがあり、ボールを奪ってからの展開も非常に速い。運動量が必須のやり方とも言えるだろう。その中で長谷部もよく走っている。
フランクフルトが12試合を終えた時点で勝ち点24を稼いでいるのは、1995年以降では最高タイの成績だという。決してスター選手が揃っているわけではないが、チームとしてハードワークを続けることで確実に勝ち点を積み重ねている。2014年からフランクフルトに所属している長谷部にとっても、今季は特別なシーズンになっているはずだ。

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