フランスは生ぬるい? PSGで成長した”ピルロ2世”にイタリア代表監督がセリエAでプレイしろと助言 

フランスの環境は甘い?

2012年にPSGへ移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは、ズラタン・イブラヒモビッチやチアゴ・シウバらワールドクラスの選手たちとプレイすることで格段にレベルアップした。イタリア代表の未来を託される存在になっており、ここまで順調なキャリアを歩んでいると言えるだろう。

しかし、イタリア代表を率いるジャンピエロ・ヴェントゥーラはPSGでプレイしていることに満足していない。PSGはチャンピオンズリーグでも上位に食い込めるほどの実力を持つクラブだが、ヴェントゥーラはフランス国内であまりにも強くなりすぎていることが気になっている。伊『sky Italia』によると、ヴェントゥーラは毎週100%の力を出して戦う必要があると指摘。フランスよりセリエAでプレイしてほしいようだ。

「ヴェッラッティの問題は、イタリアではなくフランスでプレイしていることだ。リズムが違うからね。彼のチームは実力が高く、彼は難しい位置に身を置いていない。彼は試合で100%の力を出すべきだよ」
例えば23日に行われたチャンピオンズリーグのアーセナル戦では、ヴェッラッティも100%以上の力を出してプレイしていたはずだ。もちろん国内リーグの試合でも全力は出しているはずだが、序盤のうちに試合の決着がついてしまうことも珍しくない。そうなれば90分間を100%の力で戦い抜くこともないだろう。ヴェントゥーラはそれを問題視している。

現在PSGはニース、モナコに次ぐ3位とやや苦戦気味だが、昨季までは圧倒的な力でフランス国内を支配していた。その環境が少し甘いと考えることもできるが、ヴェッラッティはさらに上のレベルへ行くためにフランスを出るべきか。

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