ポグバの足は遅い? 次期バロンドール候補と言われる男はルーニー、スモーリングより遅かった

スピード活かした突破はそれほど得意ではないか

今夏1億ポンド近い金額でマンチェスター・ユナイテッドに復帰したMFポール・ポグバは、近い将来バロンドールをも狙えるタレントになるのではと期待されている。マンUでも時折光るテクニックを見せており、やはり能力は高い。

しかし、ポグバには少々スピードが欠けているのかもしれない。英『The Sun』は、今季マンUの選手が記録した最高速度をランキング形式で紹介。1位には今夏に加入したDFエリック・バイリー(34・8Km)、2位にFWマーカス・ラッシュフォード(34・4km)、3位はDFルーク・ショー(33・7km)と続いていく。

では、ポグバは何位に入るのか。同メディアも驚いているが、ポグバはなんと12番目だ。DFのクリス・スモーリング、フィル・ジョーンズ、さらには今季スピードがないと批判されているズラタン・イブラヒモビッチ、ウェイン・ルーニーよりも遅い。スピードが絶対必要というわけではないが、世界最高の選手になれるかもしれないと言われる逸材が遅いのは、近年のサッカー界では考えにくい事例だ。
ポグバは32・5kmのスピードを記録しており、マンUの選手の中でも遅い部類に入っている。それでもドリブルで相手をかわすシーンも多いが、セリエA以上に早い展開を好むプレミアリーグではスピードの弱点が足を引っ張ることになるかもしれない。

ポグバと同じフランス人MFジネディーヌ・ジダンも爆発的なスピードを持った選手ではなかったが、テクニックで世界を支配してみせた。ポグバも同じように成長できるのか。今後スピードに欠けるバロンドーラーが誕生すれば、現代ではかなり珍しい選手となるはずだ。

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