4失点に危機感抱くドルトムント指揮官「相手がどこであろうと侮れない」

カウンターへの脆さを露呈

22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でレギア・ワルシャワ(ポーランド)に8-4の大勝をおさめたドルトムント。同クラブのトーマス・トゥヘル監督は8得点を記録した選手達の動きを評価する一方で、4失点を喫してしまった自軍の守備に危機感を募らせているようだ。

トゥヘル監督は試合後の会見で守備の立て直しの必要性や、チャンピオンズリーグで勝利を積み重ねることの難しさについて、次のように述べている。

「こんな試合展開になって、本当に驚いているよ。僕らは終始主導権を握っていたし、間違いなく勝てると思っていたんだ。だけど、4失点もするとは思ってもいなかったね。後半を無失点で終えたかったけど、レギアはレアル・マドリードから3点も奪ったチームだ。つまりチャンピオンズリーグでは、どんな相手でも侮れないということさ。今回は客観的に分析するのが難しい試合になってしまったね。守備に関してだけど、いくつか見受けられた大きなミスについては話し合う必要がある。1対1の局面だけでなく、チームとしてカウンターにどう対処すべきかをきちんと話し合うよ」
マルコ・ロイスや香川真司をはじめとする攻撃陣の好調さが目立った一方で、相手のカウンターへの対処について粗削りな部分があることを露呈したドルトムント。僅かな隙が命取りとなるチャンピオンズリーグの決勝トーナメントにむけ、トゥヘル監督がどのように守備組織を強化するのか。ドイツの若き知将の手腕が問われている。

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