「素晴らしい敗者。点が取れれば称賛されていた」惜しくも鹿島に敗れるも、選手たちを称える風間監督

天皇杯で有終の美を飾れるか!?

23日にJリーグチャンピオンシップ準決勝が行われ、年間順位2位の川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦した。試合は、両チームが一進一退の攻防を見せたが、鹿島FW金崎夢生にダイビングヘッドでゴールを決められ、0-1で敗れた川崎。悲願であるタイトル獲得が再び遠退く結果となった。

そんな中、今季限りでの退任が発表されている川崎の風間八宏監督が試合後のインタビューに応じ、次のように述べた。

「点が入らないときは入らないという典型だと思います。ただ、内容を見てもらってわかるように、今うちの選手たちは決して受身になることはない。自分たちが本当に勝者になるんだという強いメンタルを持ったと思う」
「今シーズンも上で戦ってきた。だから今日の試合も日常なんですよ。彼らはこれだけ立派になりましたし、今日は負けましたけど、僕は素晴らしい敗者だと思います。リーグ戦の2試合と全く違う内容ですから、点が取れていれば称賛されていた。そこだけだと思う」

今季は、残すとこベスト8へ進出している天皇杯のみとなった川崎。風間監督は同大会で川崎を悲願のタイトルへ導き、有終の美を飾ることができるのだろうか。12月24日に準決勝でFC東京と対戦する。

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